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竜ヶ水 RYUGAMIZU
霧島神宮以降優等列車停車駅が連続する区間ですが、かつての県都代表駅を目の前にしてある秘境駅。ほぼ無人地帯にあり利用者は極少で一部普通列車も通過します。両隣駅が共に7キロ前後離れるため列車交換は多く、信号場的な駅です。

コンクリート造の駅舎。駅舎というより大きな開口のある頑丈な軒下といった風情。見方によってはシンプルモダンな形状ですが、塗装面での意匠性は皆無で、駅名表示もありません。(H23.8撮影)
駅前の様子。人家はありません。地図上では国道沿いですが、国道を見下ろす山腹にあります。 駅舎内。奥行きはなく、ベンチが2つ置かれています。改札ラッチがあるように古くは有人駅でした。
ホームは2面2線です。無蓋の跨線橋が両ホームを結びます。 2番ホームの石碑は平成5年、この駅を襲った土石流に関するのもの。停車中列車の乗客に死者も出ましたが、運転士の機転で被害は最少だったようです。
跨線橋から。急峻な山並みが錦江湾に落ち込んでおり、この前後路線は海沿いギリギリを走ります。 ホームからはどーんと桜島が望めます。眺望は素晴らしい駅です。
駅データ
駅名 竜ヶ水(りゅうがみず)
所在地 鹿児島県鹿児島市吉野町
隣駅 ←重富 鹿児島→
備考
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