▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲路線INDEXへ  ▲日南線の駅INDEXへ
志布志 SHIBUSHI
志布志市代表駅。志布志市志布志町志布志にある駅として知られています。盲腸線である日南線の終着駅でもありますが、国鉄期は鹿児島湾岸に鹿屋市、垂水市を経由して日豊本線国分駅へ向かう大隅線と、日豊本線西都城から内陸を進む志布志線が合流する大ジャンクションでした。両線は共にJR前の昭和62年に相次いで廃線となっています。

ガラスの三角ファサードを持つ木造駅舎。大隅線、志布志線廃止後に建設された駅舎で、路線の終端側にあります。現在は無人駅で志布志市総合観光案内所が入っています。(H22.9撮影)
駅前。駅前目抜き通りに相応しい立派な道路の突き当たりに駅があります。この通りは志布志線、大隅線の路盤跡で、沿道には志布志機関区跡の公園もあります。 訪問時駅前の広場ではフリーマーケットが行われていました。現在はバスターミナルが整備され、バスロータリー以外の箇所は歩行者用の公園となっています。
駅舎内。左のガラス戸が市の総合観光案内所。窓口が別にありますが、使用されていなさそうです。 志布志駅の沿革がありました。大正14年に都城からの志布志線の駅として開業、昭和10年に現日南線方面へ志布志線が延伸、同時に後の大隅線となる古江東線開業。昭和62年志布志線、大隅線廃止という流れです。
ホームは1面1線です。1面ですが一応頭端式ホームで、路線終端側に駅舎があります。 ホームの両側には広大な用地が広がります。ジャンクション駅の名残でしょう。
現路盤にも留置線が2線(終端手前で合流)あります。使用頻度は分かりませんが。 駅舎側にある路線終端。日南線89キロポストがあります。かつては構内に志布志線38キロポストと大隅線起点標もあったことでしょう。
駅データ
駅名 志布志(しぶし)
所在地 鹿児島県志布志市志布志町志布志2
隣駅 ←大隅夏井
備考
▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲路線INDEXへ  ▲日南線の駅INDEXへ