根室本線釧路


釧路		KUSHIRO

道東の中心都市釧路市の代表駅。運行上も付近の集積駅で、優等列車を含めこの駅を前後に越える列車はありません。以遠は優等列車のない、花咲線の愛称のローカル線となります。また弟子屈・網走方面釧網本線の実質的な乗換駅です。

国鉄的な雰囲気の色濃い３階建てのコンクリート造駅舎。いわゆる駅ビルではありません。右手にある入口は「STATION DINNER 946」や「釧路ステーション画廊」の看板があり、軽食屋街やギャラリーがあります。（H21.9撮影）

駅舎内。２層相当の吹き抜けのコンコースです。改札は自動改札です。右手に売店や観光案内所、軽食屋などのショッピングコーナーがあります。

この規模の駅にして、券売機はたった１台。列車本数は決して多くないだけに客が集中します。みどりの窓口はもちろん別にあります。

ホームは３面５線です。特急用１番ホームが広く、売店などがあって賑やかですが、中線などはないため全体的にコンパクトに見える構内です。

広い１番ホームは端の方はレンタカー屋が侵食しています。なんとなく地平時代の旭川駅を二回りほど小さくした印象です。

釧網本線は根室方面花咲線と共用ですが、５番線を使用します。

釧路駅に跨線橋はありません。地下道が各ホームを結び、雪の吹き込み防止でしょうか、出入口と中間に風除のドアがあります。

２・３番ホームの端には「湿原の鐘」なるものがあります。あまり目立つ場所ではありませんが、鳴らすことができます。

５番線の裏手に地下道出口の遺構があります。実はこれは阿寒までを結んでいた雄別鉄道の名残です。