真岡鐵道市塙


市塙		ICHIHANA

市貝町の代表駅。市塙の地名は市貝町の一文字の由来ですが、昭和期合併前の市羽村の合併前の村名であり、単独自治体としては明治期のものです。

八角形のお堂のような形状の簡易駅舎。てっきり至近に八角堂を持つ名刹でもあるのかと思って調べましたが特にないようです。モチーフは不明です。（H25.4撮影）

駅舎の壁面にあるのは「武者絵」。市貝町田野辺地区の民俗無形文化財です。

向かって左側の壁の武者絵はカラフルなもの。右の壁ものと共に、何か絵の人物や内容に由来があるのかと思って調べましたが、分かりませんでした。

駅舎内。出入口が閉鎖できない構造で、ベンチは八角形の向かい合う二辺にあるのみです。ショーケースのような展示コーナーがあります。

ホームは２面２線です。２番線は真岡鐵道移管後に復活させたものです。

２番ホームの待合所。簡素なものですが、キャパは多めです。

両ホームを結ぶのは構内踏切。この奥の感じではかつて両サイドに線路があったように見えます。