姫新線久世


久世		KUSE

真庭市の駅で、旧久世町の代表駅。地区の中心にあり、国道沿いは賑やかですが、駅周辺は落ち着いた街並みに落ち着いた雰囲気の駅舎が溶け込んでいます。

古く、大きな木造駅舎。駅前のスペースも広くとられており、中々貫禄十分です。（H19.5撮影）

駅舎入口。庇に直接据え付けられた駅名表示がいい味を出しています。

駅舎内。委託による出札は行われていますが、夜間休日は閉鎖されます。

駅舎待合コーナーは灰皿を囲んで井戸端会議のような配置。JRではこんな駅も少なくなりました。

ホームは２面２線。岡山県内のローカル線で見られる半オープンの跨線橋がホームを結びます。

駅舎ホーム側には手動ポイント切換器のあった痕跡が残ります。奥には精算所か荷物用のような窓口跡も。

構内裏手には材木置場があります。林業の盛んな地で、かつては鉄道もその一端を担っていたのでしょう。