釜石線足ヶ瀬


足ヶ瀬		ASHIGASE

仙人峠を控えた山間の駅。岩手軽便鉄道時代はこの駅の北東にあった仙人峠駅が終点でしたが、国鉄による昭和初期の延伸ではこの駅の先、長大トンネルで南東へ進むルートに変更されています。言わば旧ルート最深部の駅。標高473メートルは現線内最高標高です。

比較的大型の簡易駅舎です。大型ですが旅客スペースは小さく、左半分は保線用詰所です。（H19.8撮影）

待合室内。ごく小さなスペースしかありません。

ホームは駅舎よりやや高い築堤上にあります。

駅舎からホームへは、構内踏切のあるホーム端まで、大きく迂回します。

ホームは１面２線。下り方向を向いています。奥は仙人峠の山並みです。

構内には保線用の留置線があります。

エスペラント語の駅愛称板。この駅は「モントパセーヨ（峠）」です。