鹿児島本線鹿児島


鹿児島		KAGOSHIMA

鹿児島本線と日豊本線の九州二大幹線の終着駅。鹿児島港に近い鹿児島市の代表駅でしたが、南九州の拠点は国鉄時代から隣の西鹿児島駅が担い、新幹線開業後はついに代表駅の座を奪われ、一市内駅と化しています。

２階建てのコンクリート造駅舎。コンコースは２階にあり風貌としては橋上駅舎ですが、構内をまたいでいません。１階はテナントがスペースです。（H23.8撮影）

駅舎に入ると即階段があります。みどりの窓口の看板がありますが、窓口は２階です。

２階のコンコース。別室の待合室があります。改札内は跨線橋に通じています。

ホームは２面３線。１・２番線の間に中線があります。売店などはありません。

１番ホームは片面ホームで、駅外の、ホーム同レベルの駐車場とフェンスで仕切られます。貨物ホームの名残ではないでしょうか。

使用されていない３面目のホーム跡があります。駅名標のほか、開業70周年、90周年記念碑があります。

構内にキロポストがあります。門司港起点の鹿児島本線400キロポストと小倉起点の日豊本線462キロポストです。

構内には電留線がありますが、これは架線もなく、廃車待ちの車両でしょう。かつての島内の花形車両ですが…。

ホームから、少し離れて見えるのは鹿児島貨物ターミナル。手前の空き地もかつてのヤード跡でしょう。