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駅舎内
平成2年に高架化され、当然旅客スペースは構内の下にあります。出入口は東口と西口がありますが、現在の構内は西口に寄っており、東口は将来の新幹線ホームの下にあります。そのため実は二つの別個の高架橋の下にあることになるのですが、中は一体化しており、その「分断」は注意しなければ気付きません。
改札付近。西口に近く、窓口や券売機もこの付近にあります。機能がこちらに集中するため、人の流れもこちらに集中します。 改札廻りは列車時刻を確認する人、送迎の人、ただなんとなく時間を潰す人、などなど、デイタイムはおおよそ混雑しています。松井選手も苦笑い(笑)
東口側は店や観光案内所などがあるものの、駅機能としては特に何もなく、ほぼ「通路」と化しています。「ベンチ」というものがコンコースにないのもこの駅の特徴です。 これが在来線と新幹線の両高架橋の「すき間」。右側が西口側で在来高架。人々は何事もないようにこの下を行き来します。
駅舎内コンコースに林立する高架支柱は観光案内など宣伝用に利用されています。 金沢駅の観光案内板は県内全域を紹介しているケースが主です。石川県は人口バランスが悪く、金沢に集中するため、交通もやはり金沢が基点となっていることもその理由の一つでしょう。
西口側に閉鎖された謎の区画があります。これは高架化当初の待合室。かなり広いものでしたが、ホームレス対策のため早々に閉鎖されました。 一時期100円ショップがここに入居していました。画像はそれとは別の一時的な「100円市」。同時に税務署の仮窓口も入っていました。
その他、何かイベントにも活用されたりし、結局「多目的ホール」と化しています。活用方法を決めかねている様子。ドアに「待合室」のマークを残したまま、閉鎖されていることが多いです。 現在の待合室はというと、東口側。観光案内所と駅弁の売店の間にありますが、そう広くなく、また通路と一体化しているため目立たない。さらに深夜帯には閉鎖されます。
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