越後線岩室


岩室		IWAMURO

拡大した新潟市最南の駅で、旧岩室村の代表駅。江戸期より弥彦山参拝の宿場として賑わった岩室温泉下車駅ですが、温泉地、旧役場などは駅から離れており、この駅も昭和40年まで地区名「和納」を名乗っていました。

新潟地区らしい庇にアクセントの入った平屋建てのコンクリート造駅舎。どこか野暮ったいですがこれは平成20年の画像。近年小規模改修されたようで、幾分引き締まった外装となりました。（H20.3撮影）

駅前には岩室温泉の広告塔。実はコレはさらに古い画像（H16）で、タクシーの邪魔となったか、撤去されています。

駅舎の野暮ったさ最大の要因はこの入口のテントだったのではないでしょうか。旧豊栄駅や旧亀田駅など、新潟地区で稀に見かけました。

駅舎内。右手の壁面に窓口があったのですが、現在は完全に塞がれています。

これも古い画像。窓口が現役の頃。平成19年に無人化されました。

ホームは１面１線。かつて対向ホームがあったそうですが、宅地化され痕跡はほぼありません。

駅裏に当たる東側は新しい住宅地となり、駅の東西を結ぶ自由通路地下道があります。