▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲駅の看板INDEXへ
駅の看板いろいろ(手回り品・危険物)その1

幹線・ローカル線問わず、列車内には手回り品にはサイズ等条件があり、また危険物は持ち込み禁止です。ゆえにおおよそどの路線も会社も似た内容の案内がある訳ですが、古えからの列車にまつわる注意点であるためか、特にローカル線などでかなり古い看板が今も散見されます。危険物に関しては上部白地に赤文字、下部紺地白文字のものか、全体赤地に白文字というものが標準のようです。


JR山陰本線 飯浦駅

標準的な危険物持ち込み禁止案内。国鉄時代のものでしょうが「マツチ」という表記が相当な時代を感じさせます。
青い森鉄道 千曳駅

横型のもの。やはり国鉄、JRから受け継いだものでしょう。
長野電鉄 中野松川駅

国鉄のものとほぼ同じですが、長電オリジナルでしょう。レトロ看板は長電の得意分野?です。
一畑電車 高ノ宮駅

同じく民鉄の国鉄と同じタイプのもの。手書きです。またこの駅に「駅長」はもういません。
福井鉄道 水落駅

やはりレトロ看板の多い福井鉄道のもの。下部にスポンサーの宣伝がはいります。
津軽鉄道 津軽大沢駅

真っ赤な地に手書きしろ文字の看板。国鉄などとは内容がやや異なり、危険物が具体化されています。蓄電池は鉛や硫酸などを指しているのでしょうか。
三陸鉄道 一の渡駅

送迎者への案内と共に記されているタイプ。微妙に古そうですが、国鉄のものか、もしかしたら三鉄発足時のものかも知れません。
神岡鉄道(廃止) 神岡大橋駅

千曳駅とほぼ同じもの。神岡線とは言え国鉄由来の駅ではないので昭和末期の移管時に他駅のものをコピーしたのかも知れません。
▼その2へ
▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲駅の看板INDEXへ