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ボンネット型特急車両
JR小松駅近くの「土居原ボンネット広場」に全国で活躍し、北陸地区にも馴染みの深いボンネット型、いわゆるこだま型特急車両クハ489が保存されています。これは北陸新幹線金沢開業に先立って平成22年に廃止となった急行「能登」に使用されていた車両で、平成25年のゴールデンウィークより、「ボンネット特急電車保存会」により保存されています。(H26.1撮影)

全国、北陸地区でも長年特急列車の顔としてお馴染みだったボンネット型車両。「雷鳥」の文字マークを掲げています。 サイドビュー。先頭車両の1台だけが展示されています。時間限定で中も入ることもできますが、この時は開放されていませんでした。
国鉄特急の代表格485系ではなく、碓氷峠協調運転対応の489系です。型式前の赤丸がその印です。 ボンネット型の、初期型車両特有のキノコ型のクーラーキセ。
国鉄仕様に再改修されたようで、JNRマークが復活しています。 サボは特急「白鳥」となっています。「白鳥」は向日町、上沼垂、青森の485系を使用し、厳密には489系は使用しませんでした。
ロール式の方向幕は特急「かがやき」福井行き。現在新幹線に使用される愛称ですが、「朝日・輝く」のコンビで、上越新幹線と接続した列車でした。 もう片面は特急「はくたか」金沢行き。これも現新幹線愛称です。昭和57年までと平成27年までの在来特急時代、この489系を使用した列車で、この車両も運用に入ったこともあったでしょう。
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