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南予初の機関車
陸路交通の発達の遅かった愛媛県の南予地方を初めて走った鉄道は軽便鉄道の宇和島鉄道で、現在の予土線の愛媛県内区間の礎となった鉄道です。そしてそこを初めて走った、ドイツのオーレンシュタインウントコッペル社製のケ220という型式の小さなSL(レプリカ)が宇和島駅前に展示してあります。往時の資料を基に忠実に復元したという、「保存車両」というよりむしろ「オブジェ」に近いものですが、当時大歓迎を受けたというこの小さな車体に、地元の鉄道への思いを感じてみるのもよいのではないでしょうか。(H21.5撮影)

おもちゃのような体躯の小さなSL車両です。枕木にレールにガーダー橋と路盤も再現されています。 「1」のエンブレム。トップナンバーを模したもののようです。
サイドビュー。動輪もまた可愛らしいものです。 リアビュー。いわゆる「タンク車」ですが、炭水タンクがごく小さいですがどのくらい走れたのでしょうか。
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