▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲保存車両INDEXへ
遠山森林鉄道の保存車両
遠山森林鉄道は長野県南端飯田市のさらに南東部、飯田線の通る谷筋と静岡県大井川鉄道井川線の通る谷筋の間、秋葉街道にある遠山郷から遠山川沿いに東方へ延びていた森林鉄道。その起点梨元駅跡地の「梨元ていしゃば」というドライブインに、森林鉄道の機関車が営林署OBにより再整備、静態保存されています。梨元は西方では飯田線田本駅付近、東方では寸又峡温泉や井川駅よりも北という秘境の山間の地。日本各地のこのような地に密かな鉄路があったことに思いを馳せると、中々に森林鉄道は味わい深いものがあります。(遠山郷HP林鉄頁参照)(H19.6撮影)

保存されている機関車と木製の客車。機関車は放置されていたものを、元々オーバーホールの上動態保存を目指したそうですが、部品がなかったそうです。 「SKW」のエンブレム。車両記号かというと正しくは分かりませんでした。(一応車両を表す記号として扱っています。誤りであればご指摘願います。)
「SKG」のマークは車両の各所に見られます。芝浦の「アカイ」社製でしょうか、調べ切れませんでした。 機関車の運転席。マスコンのほかにレバーが多数。ペダルはありませんがクラッチなんかもこのレバーの中にはあるのでしょう。
オモチャのような木製客車。 客車内。席はありませんが一般客のほか登山客や釣り客にも利用されたそうです。
遠山林鉄の路線図と沿革。梨元からは国鉄飯田駅と平岡駅へ、水路や陸路で搬出していたようです。王子製紙による開発ののち、遠山林鉄の敷設により南アルプスの林業は活況を呈したのだとか。 路線図のアップ。起点梨元から遠山川沿いに東進、大沢渡までの本線と、北又渡で分岐して西沢渡までの本谷線の、延長30.5キロの路線でした。昭和43年に廃止、昭和48年に路線撤去完了したとのこと。
▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲保存車両INDEXへ