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のみでん広場の3760形
昭和55年に廃線となった北鉄能美線の主要駅、辰口温泉駅跡に「のみでん広場」という公園が整備されており、そこに北陸鉄道旧車の3670形電車が保存されています。この車両は石川線鶴来駅構内に保存されていた車両の一つで、移動費受け手持ちで無償譲渡されたものです。この車両と能美線との縁はというと、さよなら列車として能美線最終日の運行に携わったからだとか。「のみでん広場」は訪問時はまだ整備途上のようでしたが、隣接の市立博物館に管理され、車内にも立ち入り、往時を偲ぶことができます。(H20.8撮影)

飾り気のないフロントビュー。この2色塗装がステンレス車導入前の北鉄車両の統一デザインでした。 保存場所にはプラットホームも整備され、車内に入ることもできます。
北鉄の社章と型式ナンバー。 車両スペック。ステッカーで貼ってあるようですが。
ホームにあった駅名標には、当時ここにあった「辰口温泉」の文字。この裏に「のみでん広場」をあります。 車内。総ロングシートの車両でした。移転に際し化粧直しもされたようで、キレイです。
車内には能美線沿線や各駅に関する写真と簡単な添え書きがあり、個人的に貴重な資料となりました。 こんなものも。「能美電唱歌」。十番まであります。地元の人は歌えるのでしょうか。
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