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下馬中央公園の福鉄モハ161
福井市市街部の住宅地にある下馬中央公園。ここに福井鉄道モハ161型電車が保存されています。この車両、昭和23年の福井地震に被災しており、なんと炎上したらしいのですが、見事に復活を遂げ、平成9年まで活躍しました。震災で大打撃を受けた福井市が不死鳥フェニックスを名乗るように、この車両も復興のシンボルとして紹介されています。なお後期は連接化改造され、その相棒は越前市に保存されています(こちら)。(H17.1撮影)

クリームと紺のツートンカラーの車両。昭和8年製ということですが、フラットフェイスのこの風貌は元祖食パン電車でしょうか。 側面のプレートモハ161の2号です。そう悪くはない保存状態ではありますが、そろそろ錆びも出てきています。
車歴。純粋な車歴というわけではないかも知れませんが、なかなか訴えかけるものがあります。 左の紹介文があるためか、この注意書きがあるためか、車両に悪質な傷みはなく、しかしこの看板はボコボコです。
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