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メーキング・オブ・北陸支所

きっかけというものは分からないもので、元々私はホームページなどというものをもつ気などさらさらありませんでした。それが、今ではこの有様(笑)。ここで「北陸支所」誕生までの経緯をおってみたいと思います。

まず、この「北陸支所」を語る上で避けては通れないあるサイト、というか掲示板があります。それはまず誰かが駅などの画像をアップロードして出題、他の人たちが回答者となって群がってそれをどこか当てる、という単純なお遊びスレッドなのですが、これが意外とハマってしまうわけです。(サイト「いなめない-これどこ支援サイト-」参照)
このスレッドに出会った頃、私はと言うと、休日には特に目的地を決めずに全国をふらふらと旅をするようになってはや10年も経とうかという時期でした。手段は主に自家用車です。
そしてその行く先々で、どこまで到達したか、その実感を求めてよく駅に立ち寄っていました。そういったわけで、私にとっては駅は乗降場というより、土地のランドマークのような認識が強かったりします。

そしてそういう形ではありますが、その時点でそれなりに、おそらく人並み以上の駅とのお付き合いは始まっていました。



というわけでちょっとしたきっかけで出会ったそのスレッド、出される問題はさっぱり分からない。鉄道のシステム的な知識を要するものは尚のことである。が、出題ならば、駅舎の写真はそれなりにある。というわけで出題者として参戦してみる。
初出題。リロードするといきなりレスが衝突してしていた。同時ポストというヤツである。
「失礼。」「いやいやこちらこそ。」
そんなやりとりは実はなかったが、その相手こそ、「鉄道雑学研究所〜苦行.net〜」管理人である、うちの「所長」であった。

(話は逸れますがこのスレッドで出題する際は匿名は認められていません。そのため初出題時、ふと思いついたハンドルネームが「アジシオ太郎」。某マンガ某キャラのラジオペンネームで、ハンドルネームってペンネームみたいなもんだろ?と思うとこれしか浮かばなかったという、お粗末なことです。ここではそれを名乗るつもりはありませんが、どうもリンクしていただいてるサイトの文面ではそのように紹介されていますし、これを出しておかないと後にも支障もありそうなので、参考までに。)

で、このスレッド、回答者に回ってみると、私のようにさっぱり分からない人用に、というわけでもなかろうが、Web上には意外と「参考書」がある。どうやらこのスレッドの他の住人たちはこうしたものも利用していたのだろう、なにしろ全国各地、おそるべき的中率なのだ。そして、その「参考書」の代表が「鉄道雑学研究所」であったのだ。

さてこのスレッドに参加してみると、これまでに訪れた懐かしい駅の画像もちらほら出てくるし、行ってみたいなと思っていた地の駅の画像なども出てくる(どちらも正解発表後にやっとどこか分かるわけだが)。言うなればバーチャルトリップである。
旅好きの私にとってはこうしていると実際に現地に行ってみたくなるし、出題屋としてこれまで訪れた駅の出題画像を持っていないことが妙に悔しくなってくる。
というわけで日課のぶらり旅の途上、出題ネタ収集が加わってきた。PCに取り込みやすいようにデジカメも購入。列車旅ってのもいいもんだな、と鉄道による旅も増えるようになる。つまり、客観的に見るとバカバカしさの極みである、が、思いっきりハマってしまったわけだ。

こうした旅の途中、ネタ収集も併せて行っていると、当然ながら様々な駅の画像が集まってくる。この頃には私はすっかり駅というものに魅せられてしまっていた。素晴らしい木造駅舎や存在意義の不可解な秘境の地にある駅、私好みの小さな山あいの町にある町村の代表駅。
旅の合間に駅めぐり、も、どちらが主眼か分からなくなってくる。確かに旅には目的があった方がいい。持論だが、それはつまらなければつまらない方がよりいい。その過程が大仰であればあるほど尚いい。これは非常に私好みの旅でもあったわけだ。

さてそれらの画像であるが、実用面で言えばちょこちょこスレッド出題用に提供されると、後はお蔵入りとなっていた。そんな状況に一石投じたのが町の社長さんことサイト「鉄道モノクローム」管理人、味ぽん氏であった。

>みんな、今まで撮りためた画像どうしてる?太郎さん(←私である)の写真サイトとかあったら見てみたいな。

氏はおそらく当時「鉄道モノクローム」作成中。なにやら参考サイトのようなものを募っていたようだ。知られている「参考書」の他、誰かサイトを開設していないか、と。そして私が出題していた画像のいくつかを気に入ってくれたそうだ。そう言われると調子に乗ってしまいそうだが、しかし私はホームページなど持つ気はまるでない。正直言って主張すべき自己などないし、また作成、管理を思うとそれだけでかなり面倒くさい。氏にはそうした旨を伝えた。しかし氏はさらに続ける。

>一人で撮ったら無理矢理みんなに見せる、やっぱこれでしょ(笑

自身のサイト公開に対する彼らしい照れ隠しもあったのだろう。しかし…。これらの発言、その後折りに触れ、私の中で頭をもたげてくる。私も旅の途中で撮った写真、スレッド出題後、用済みとなった画像の処理について気をもんでいたのだ。
こうして溜まった画像はいつしか私のPC内の、私だけの「参考書」となっていた。そしてこれを、私は自分の中で勝手に「鉄道雑学研究所北陸支所」と呼んでいた。そしてこの溜まった駅の画像、このPC内の資料館を公開してみたいという野望が私の中でいつしかふつふつと滾っていた。

さてスレッドの話に戻すと、私は鉄道に関する知識はかなり疎い。確かに世間一般の人たちよりはある、…と思う、が、このスレッドの住人たちには到底及ばない。私はいつも教えられ役であった(と言うか今でも(笑))。しかし何かと駅を巡っているうちに、次第に現地でも知識を得るようになる。
そして自分でも驚くべきことに、私が「教え役」を演じることができる場面に遭遇した。

したり顔で登場した私は、おもむろにレスする。しかし常に「生徒」であった自分が、と何となく気恥ずかしい。過去の数多の出題から、皆も私のPC内のストックの存在は知っている。ついつい自分ルールで呼んでいた名を出してみた。「なんだそりゃ」と笑ってもらえれば多少は気が紛れるというものである。

>いや、それは××じゃなくて、○○だよ。〜鉄道雑学研究所北陸支所より〜

すると即座にレスが返ってくる。なんと今まで場にいなかったはずの所長である。

>やってもらおうか、北陸支所(笑

「…え?」


そう、最初は軽い冗談であった。おそらく所長にとっても。
(記 H16.9.23)
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