▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲廃線・廃駅INDEXへ
新潟交通 月潟駅

平成11年に廃止となった新潟交通の当時の終着駅。元々昭和8年白根〜燕間延伸開業時に開業し、平成5年に燕方面が廃止となり終着駅となりました。廃止後の駅・用地の所有は不明ですが、構内に保存されている車両3両が当時の月潟村に寄付され、現在「かぼちゃ電車保存会」により管理されています。(H28.5撮影)
駅は川の土手縁にあり、集落より高い位置にあります。駅舎も基礎部分は地階として倉庫か詰所となっていたようです。 駅舎の入口。おそらく廃止後に再設置されたと思しき駅名表示があります。「駅」という表記はありません。
駅舎内。木造の窓口など現役当時の姿をよく留めています。イーゼルに立ててあるのは県の社会福祉協議会から「かぼちゃ電車保存会」への感謝状です。 時刻表や運賃表、手荷物窓口の表示など、木製の看板などの備品もそのまま残っています。
駅舎のホーム側。現役駅ではないので待合ではないですが、軒下がありベンチがあります。 ホームやレールも残されており、電車2両と除雪車1両が保存されています。
駅名標。現役当時のものか分かりかねますが、廃止前6年は終着駅だったため、下り方は空白です。 対向ホームの裏手や駅跡の前後は川沿いの遊歩道ですが、前後は路盤跡利用したものです。
▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲廃線・廃駅INDEXへ