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国鉄富内線 富内駅

富内線は日高本線鵡川から東へ日高山地の麓の日高町を結んでいた路線で、昭和61年に廃止となっています。富内駅は路線が鵡川流域から沙流川流域へシフトする手前の集落にある駅で、路線名を冠する駅でしたが所在する穂別町(現むかわ町)の代表駅は隣の穂別駅でした。廃止後は富内駅が保存されています。駅舎は登録有形文化財となり、また駅構内はホームとレールが残されています。構内外れには銀河鉄道宜しく天空へ向かって延びるジャンプ台のようなレールのオブジェもあります。(H26.1撮影)
駅舎内は立ち入れます。木製のベンチが置かれます。窓口も残されています。 駅事務室には切符や運賃表など備品も展示されています。
映画「鉄道員(ぽっぽや)」の小道具も展示されていました。 時刻表がありました。一日6往復です。最終ダイヤでしょうか。
ポイント梃子も残っていました。 構内には2面2線のホームがあります。というより積雪期移動もままならず、今よく見りゃ駅舎脇にブルーシートを被った車両があります。旧型客車2両のようです。
駅名標は富内駅のほか、栄、豊田、穂別の4駅のものが移されています。 この駅へは銀河鉄道のオブジェを見たくて来たのですが、当初雪に阻まれ確認できませんでした。春に改めて見てきました。
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