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のと鉄道の駅跡(H28.6)その11

●能登線 飯田駅 現役時代(「駅と駅構内)へ
駅舎が残っていますが、入口は閉鎖され再利用はされていません。駅名表示は剥がした跡に「珠洲飯田」と旧駅名が読み取れます、が、跡をなぞった落書きかも知れません。 駅舎は入れませんが駅舎脇が空いており、ホームへ上がれます。駅舎内は備品は撤去されていますが、施設的には現役時のままです。
ホームへ上がる階段は、大部分を蔓草が覆う状態。さらに裏山が少し崩れており、通路を塞がない程度の倒木があります。 ホームは上屋が残り、内照式駅名標の部材だけ残っています。路盤は荒れ放題で、この奥にある「すず」の珠洲トンネルも見えづらくなっている始末です。

●能登線 珠洲駅 現役時代(「駅と駅構内)へ
駅舎は解体され、現在は道の駅「すずなり」となっています。駅舎の位置には物産館があります。 道の駅はバスターミナルも兼ねます。能登線代替バスや金沢への特急バスなども出ています。
物産館「すずなり館」の脇に島式ホームが保存されています。ホームにはベンチがあり、休憩所となっています。 レールは旧2番線のみ残され、1番線やさらに駅舎側の留置線は全て撤去されています。
ホームには駅名標があります。保存に際して新調されたものもありますが、この天吊のものは現役時代からのものでしょう。 ホーム脇に信号機がありますが、その向こうの道の駅の施設外、畦のようなところにも信号とリレーボックス、構内踏切の警報機が、右の空間に輪留めが見えます。右はかつてあった車庫跡でしょう。
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