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長野電鉄木島線の廃止駅

平成13年に廃線となった長野電鉄木島線の各駅です。木島線は旧来屋代を起点として木島へ達していた河東線のうち、信州中野〜木島間の通称で、むしろ現在線の湯田中までが山ノ内線という支線でした。その通称木島線は、起点を除いて7駅ありました。訪問は廃線後、レールなどは撤去され、駅舎やホームなどがまだ残っている状態で、立ち入れる範囲で立ち寄った駅の記録があったので掲載します。終点の木島駅がバスターミナルとして活用されていますが、中間駅はこの後駅舎、ホームとも撤去されています。(H16.11撮影)
四ヶ郷駅
起点から2駅目、四ヶ郷集落の中にあった駅でした。中野松川駅などに似た妻面に小屋根のある入口でした。撮影時既に閉鎖されていました。
1面1線のホームのある駅でした。奥に踏切跡が見えますが集落内のメイン道路で、郵便局や商店が駅前にありました。
駅名標は撤去されていましたが、名所案内板が残っていました。 木島行きのワンマン列車の乗車位置案内板がありました。
柳沢駅
起点から4駅目、柳沢というまとまった集落にあった駅でした。木島線中間唯一の交換駅でした。島式ホームで、ホーム中央に待合室があり、2階建ての駅舎がありました。
ホーム脇にあった木造の施設。職員詰所だったのではないかと思いますが、かつての駅舎だったのではないでしょうか。
田上駅
起点から5駅目、駅舎のない小駅で、県道脇にありました。
長野電鉄でお馴染みの、軒下のあるモルタルの待合室がありました。トイレは駅前にありました。
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