▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲廃線・廃駅INDEXへ
国鉄函館本線旧線 神居古潭駅

昭和44年、滝川〜旭川間電化の際に納内〜伊納間がルート変更となり、廃止となった旧線上にあった駅。現在の深川市と旭川市の間の平野が尽きる地点にあり、新線が長大トンネルで直線上に突っ切りますが、旧線は石狩川の蛇行に沿い、駅も川沿いの山腹にあります。駅の周囲はほぼ無人地帯で、駅名の神居古潭(かむいこたん)の集落は3キロほど西にあります。ちなみに駅の所在は神居古潭の石狩川対岸の江丹別町にあります。旧線跡はサイクリングロードとなっており、駅舎はその休憩所として活用されています。(H28.4撮影)
対岸から見た駅。車道はこちら側にしかなく、白い歩道橋でアクセスします。対岸に人家はありません。 橋を渡ったところ。公園というわけではないですが、丘の上のもう少し高い位置にあります。
駅舎内。テーブルもある休憩室です。管理人などは常駐していません。トイレは別棟です。 駅の裏手。ホームが残っており、路盤跡が舗装され、サイクリングコースになっています。
2面2線のホームです。やや千鳥配置で、構内踏切の痕跡があります。ホームはかなり長いです。あの軽トラはサイクリングロードから来た管理人のものでしょう。一般車両は入れません。 駅の納内側に石狩川の支流があり、橋梁跡があります。その脇に橋台のあとや路盤のレールもあります。対岸にSLが3両保存されています。
ホームに残っている駅名標。 名所案内板も残っています。
▲鉄道雑学研究所北陸支所トップへ  ▲廃線・廃駅INDEXへ